【盛岡・はまなす賞】スノーパトロールが逃げ切りで準重賞制覇…山本政「今の芝は先行有利」

27日、盛岡競馬場で行われた11R・はまなす賞(3歳・芝1600m)は、山本政聡騎乗の3番人気、スノーパトロール(牝3・岩手・飯田弘道)が勝利した。ハナ差の2着に2番人気のトーセンカタリーナ(牝3・岩手・佐藤浩一)、3着にマリノシュライエン(牝3・岩手・板垣吉則)が入った。勝ちタイムは1:38.1(良)。

1番人気で高橋悠里騎乗、トーセンジニアール(牡3・岩手・佐藤浩一)は、4着敗退。

1着 スノーパトロール
山本政聡騎手
「ダートでも好位を取れていましたから、芝なら内に包まれるより、多少無理してもハナに行った方がいいと判断しました。今の盛岡芝は先行有利の傾向でしたからね。テン乗りで気合をつけたらその気になってしまいましたが、うまく折り合いをつけることができました。人気のトーセンさん2頭とは中央成績でどっこい。いい競馬になると思っていました。ただ止まっている訳ではありませんが、ピリッとしたタイプではない感じ。結果的に逃げの手に出たことも良かったと思います」

飯田師「ひまわり賞とオパールカップ両睨み」

飯田弘道調教師
「中央時代の走りから芝は合うと思っていました。数字(プラス24キロ)を見て驚いたかもしれませんが、追い切りの反応も良かったので気にはなりませんでした。おそらく水沢は輸送も影響したんじゃないかなと思います。今日、ようやく勝つことができてホッとしました。次はひまわり賞とオパールカップの両にらみ。どっちを選ぶか、どちらも使うかは状態を見た上、オーナーと相談して決めたいと思っています」

スノーパトロール 12戦1勝
(牝3・岩手・飯田弘道)
父:アメリカンペイトリオット
母:スノーレパード
母父:ストーミングホーム
馬主:廣瀬由一
生産者:ダーレー・ジャパン・ファーム

【全着順】
1着 スノーパトロール
2着 トーセンカタリーナ
3着 マリノシュライエン
4着 トーセンジニアール
5着 レジーナ
6着 コンバットアンジュ
7着 ベロニカブレイン
8着 ララベルダム
9着 ペルトラン
10着 ファロブンスリング
11着 ラスターカノン

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