アル・イティハドで87億円を貰うクリバリ、サウジアラビアの金も移籍の理由と認める 「親族全員が裕福になれる」

政府系ファンドによる破格の投資で世界的スター選手たちを引き抜いているサウジアラビア。

チェルシーのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリはアル・イティハドへの移籍を決めた。

32歳の彼は昨夏にブルーズに加入したばかりだったが、1年で中東行きを決断。アル・イティハドとの契約は週給38万ドル(5473万円)の3年契約とされており、総額にすると87億円ほどを稼ぐ見込み。

クリバリは『Corriere dello Sport』で、お金についてこう話していたそう。

「それを否定はできない。この金で両親からいとこまで親族全員がいい暮らしをできるようになる。

また、セネガルでの慈善活動にも投資できる。両親の街にクリニックを建設し始めたし、若者たちを支援するプロジェクトも多くある」

「自分はイスラム教徒なので、自分と家族にとって理想的な国に引っ越すことができる。

メッカも近い。信者なので、重要なことだ。自分の居場所にいるし、気分がよくなるね」

サウジで得られる大金も移籍の理由だと説明。

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そのうえで、宗教的な意味もあるとのこと。クリバリはフランス生まれだが、両親がセネガル人であり、セネガルはムスリムが多い国でもある。

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