[人事]林野庁長官に青山氏就任へ 農水省が人事

農水省は27日、幹部人事(本省局長以上)を発表した。林野庁の織田央長官(60)が退職し、後任に青山豊久農村振興局長(58)を充てる。水産庁の神谷崇長官(60)も退職し、後任として森健消費・安全局長(59)が就任する。

森氏の後任の消費・安全局長には、安岡澄人大臣官房生産振興審議官兼農産局付(58)を起用。青山氏の後任の農村振興局長には、長井俊彦大臣官房審議官兼経営局付(56)を充てる。いずれも7月4日付で発令する。

▽林野庁長官=青山豊久(あおやま・とよひさ)東大法卒。1988年入省。大臣官房総括審議官、大臣官房技術総括審議官兼農林水産技術会議事務局長などを経て、2022年6月に農村振興局長。58歳。岐阜県出身。 ▽水産庁長官=森健(もり・たけし)東大法卒。1987年入省。大臣官房総括審議官(国際)、畜産局長などを経て、2022年6月に消費・安全局長。59歳。愛知県出身。 ▽消費・安全局長=安岡澄人(やすおか・すみと)京大農卒。1990年入省。農林水産技術会議事務局研究調整官、消費・安全局農産安全管理課長などを経て、2021年7月に大臣官房生産振興審議官兼農産局付。58歳。大阪府出身。 ▽農村振興局長=長井俊彦(ながい・としひこ)東大経済卒。1990年入省。経営局総務課長、農林水産技術会議事務局研究総務官などを経て、2021年7月に大臣官房審議官兼経営局付。56歳。長野県出身。

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