伊集院光、水ダウでウソを言う企画で本当のことが一番疑われた瞬間語る

26日深夜放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で、『水曜日のダウンタウン』(TBSテレビ系)荒唐無稽なウソが疑われていなかったにもかかわらず、昔のコンビニが11時までの営業だったことをZ世代に疑われたエピソードを語った。

番組では、伊集院自身も出演し、21日に放送された『水曜日のダウンタウン』の企画「昭和はむちゃくちゃだった系の映像、全部ウソでもZ世代は気付かない説」の収録時の様子について話した。

この企画では、大勢の人が列車の屋根に乗って通勤している白黒映像がCGで捏造されたり、高度経済成長期までは大きな建物を建てる際に必ず生贄がささげられていたなど、かなり荒唐無稽なウソが多かったそうだが、Z世代の出演者に怖い話風に喋ることで誤魔化していたそうだ。

その中でも、千原ジュニアの話術がかなり上手かったそうで伊集院は「ジュニアくん上手いなぁと思ったのは、その滅茶苦茶ルールの1項目に、『軽犯罪は犯した、その日の時報が12時を超えるともう無罪』っていうのが。おとがめなしになってたっていうめちゃくちゃな項目があって『すげぇな、さすがジュニアくんだな』って思ったのが、『そうすると、みんな12時寸前に万引きしたりとかする人が増える』って話。『ああ、なるほど。そうなるわな』って思うじゃん」と最もらしいウソをついていたと説明した。

しかし、その直後に疑われるきっかけがあったそうで伊集院は「ジュニアくんだったと思うんだけど。『だからほら、セブンイレブンって昔11時までだったのは、この法律ができるまでは24時間営業にしちゃうと11時過ぎたあたりから凄い万引きが出るから』って言ったときに、Z世代がほとんどセブンイレブンが11時(閉店)だったことを知らないの。だから、そのときだけ『そんな訳ないじゃん』って(笑)」と、かつてセブンイレブンは午前7時から午後11時までしか営業していなかったことをZ世代は、全く知らなかったため他のウソもバレかけたと話した。

さらに伊集院は「違うんだって。そのセブンイレブンが11時だったやつは、バリバリ本当だったっていう。その瞬間が一番、おそらくあの企画が破綻しかかったっていうか、Z世代バレかかったのは『なんか無理やりに変なこと言ってる』みたいな感じになって、ちょっと空気が吹いて、ネタすぐ変える、みたいな」と慌てて話題を変えたと話したのだった。

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