レッドソックスがマーリンズに大敗し貯金0に 吉田は出場せず

【マーリンズ10-1レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

2連敗中のレッドソックスは立ち上がりにいきなり3点を失うと、中盤、終盤にも加点されマーリンズに10対1で大敗。打線も相手先発サンディ・アルカンタラを攻略することができず、3連敗を喫して貯金0となってしまった。アルカンタラは3勝目(6敗)をマークし、レッドソックス先発のギャレット・ウィットロックに3敗目(4勝)が記録されている。なお、レッドソックスの吉田正尚は休養のためスタメンを外れ、出場機会はなかった。

1回表にブライアン・デラクルーズの9号2ランなどで3点を失い出鼻をくじかれたレッドソックスは、直後にアレックス・バードゥーゴのタイムリーで1点を返したものの、4回表にホルヘ・ソレアとジャズ・チザムJr.のタイムリー、5回表にジーン・セグラの2号ソロで1対6とリードを広げられるなど投手陣が粘り切れない。打線も2回以降アルカンタラの前に沈黙すると、最後は8回表に4点を奪われて力尽きた。

勝利したマーリンズは大量19安打と打線が活発だった。4割への挑戦を続けているルイス・アライズが5打数2安打で打率を.399とキープしたほか、右足母趾MP関節の靭帯損傷で1か月半ぶりの復帰となったチザムJr.も3安打3打点と万全の状態での復帰をアピールする活躍。さらに今季防御率5点台と苦しんでいた先発アルカンタラも7回1失点の好投と明るい話題が多い試合となった。地区首位の座はブレーブスがキープしているが、メンバーが揃ったマーリンズも猛追体制だ。

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