KDDI、ラリージャパン2023のオフィシャルパートナーに就任。XR活用で新たな観戦体験や通信環境を提供

 6月28日、KDDIは11月16〜19日に愛知県、岐阜県で開催される2023年WRC世界ラリー選手権の第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2023』のオフィシャルパートナーに就任したことを明らかにした。

 KDDIは同大会において、ラリーの迫力を同社のXR技術で伝える新たな観戦体験の創出に取り組むほか、競技区間となる山村区間のスペシャルステージ(SS)や観戦エリア、SSやラリーカーを整備するサービスパーク会場となる豊田スタジアム周辺などの通信環境の整備などに取り組んでいくとしている。

『au』などのブランドでおなじみの大手電気通信事業者であるKDDIは、これまでもさまざまなかたちでモータースポーツに携わってきた。

 2016年からはスーパーGT GT500クラスに参戦するTGR TEAM au TOM’Sをスポンサードし、スーパーGT開催時の現地ファンシート、ドライバーやサーキットクイーンが出演するファン感謝祭などのイベント企画・運営も実施するなど、ファンとチームをつなぎ、生活の楽しさ・おもしろさを提供する活動も続けている。

 あわせて、GT500クラスに参戦するTGR陣営の各チームに対してレース分析用インフラを提供するなど、チームをIT面からサポートしている。

 さらに、近年では脳科学とITを組み合わせたブレインテックの技術開発を進めており、実車のドライビングスキルの向上につながる脳トレーニングアプリの実用化も目指すなど、レースゲームで活躍するeスポーツゲーマーからレーサーへの『つながり』を支援し、日本のモータースポーツ人口の拡大にも貢献している。

「ラリージャパン2023実行委員会は『ENJOY!RALLY JAPAN』を合言葉に、『フォーラムエイト・ラリージャパン2023』をファンや選手だけでなく多くの人が楽しめるとともに、環境に配慮した未来へつながる持続可能な大会の運営を目指しています」

「KDDIも本趣旨に賛同し、『フォーラムエイト・ラリージャパン2023』でのさまざまな取り組みを通じて、未来につながるラリー大会の実現をサポートするとともに、ラリーとファンをつなぎ『おもしろいほうの未来へ』を目指します」と、同社はオフィシャルパートナーに就任に至った経緯を綴っている。

 KDDIが予定している『フォーラムエイト・ラリージャパン2023』での取り組みは以下のとおり。具体的な取り組み内容は今後発表していくとのことで、こちらも楽しみに待ちたい。

■『フォーラムエイト・ラリージャパン2023』での取り組み(予定)

・ラリーの迫力をKDDIのXR技術で伝える新たな観戦体験の創出
・SS、観戦エリア、サービスパーク会場(豊田スタジアム周辺)などの通信環境の整備
・大会運営に必要な通信サービスやさまざまなKDDIサービスの提供
※具体的な取り組み内容は今後発表

KDDIがメインスポンサーとしてサポートするau TOM’S GR Supra

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