G大阪DF半田陸に関心のハーツ、指揮官が7月頭からスタートのスペインキャンプ合流を望む

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

ハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)は、ガンバ大阪の日本代表DF半田陸(21)の早期合流を求めているという。『フットボール・スコットランド』が伝えた。

日本人FW小田裕太郎も所属するハーツ。スコティッシュ・プレミアシップでは4位という成績を残し、来シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の予選に進むこととなる。

そのハーツは、新シーズンから元スコットランド代表FWでエバートンやハーツなどでプレーしたスティーブン・ネイスミス氏が指揮を執ることに。ただ、クラブを指揮する指導者ライセンスを持っていないため、テクニカル・ディレクター(TD)に就任し、実質的な指揮を執るスタイルとなる。

そのハーツだが、今夏の移籍市場で日本人選手の獲得に動き、半田に関心を寄せている。半田はモンテディオ山形から今シーズンG大阪に完全移籍すると、右サイドバックのポジションを確保。レギュラーとして明治安田生命J1リーグで17試合に出場し1得点を記録している。

ハーツは7月頭からスペインでトレーニングキャンプをスタート。『フットボール・スコットランド』によれば、ネイスミスTDは新加入選手も連れて行きたいと考えているようだ。

ハーツは半田に関してレンタル移籍での獲得をオファーしたとのこと。ネイスミスTDは攻守のキーマンとして右サイドバックを補強したいと考えており、成長を遂げている半田に関心を持っているという。

スペインでのキャンプに参加するとなれば、G大阪としては早期に半田を手放すことになってしまうが、両クラブの思惑はどこに落ち着くのか注目が集まる。

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