米人気女性歌手 ライブの真っ最中にファンの母親の遺灰手渡され困惑

歌手のピンクが、コンサートでファンの母親の遺灰を受け取った。先週末、ロンドンのハイド・パークで開催されたフェスティバル「ブリティッシュ・サマー・タイム」に出演し、他にもテディベア、花、アート作品などをファンからプレゼントされていたピンク、1人の女性ファンから母親の遺灰が入ったポーチを渡され、予想外の展開に「どう感じればいいのかわからない」と話していた。

中央の通路からステージに戻り、「これは初めてと言わざるを得ないわ」と話していたピンク、他にもボブ・ディランの『メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ』のピアノカバー演奏中に、ファンのカップルが婚約する一場面もあった。

そして2006年に結婚した元モトクロスレーサーの夫ケアリー・ハートと離婚寸前まで行った時のことを歌った『プリーズ・フォーギヴ・ミー』で自身の結婚生活を振り返り、結婚生活が続く秘訣は「真摯に謝罪すること」を学ぶことだと助言、今も夫婦を続ける自分とケアリーはメダル獲得に値するとジョークを飛ばした。

また12歳になる娘ウィロー・セイジもステージに登場。『カバー・ミー・サンシャイン』をデュエットしていたピンクは、眩いレオタードや、最終的にファンにプレゼントしたキラキラ光る厚底ブーツなど様々な衣装替えで視覚的にも観客を楽しませていた。更に『ソー・ホワット』の前には観客の上を宙づりでプラットフォームまで移動し、空に舞い上がるパフォーマンスを披露していた。

一方、親友でもあるグウェン・ステファニーがピンクのサポートアクトを担当。2000年代を代表する『ホラバック・ガール』では巨大なバルーンが舞い、他にも動くカップケーキなどで会場を盛り上げ、続くピンクのステージを見る際にはジンかテキーラを飲むべきかと観客に問いかけてもいた。

そんなピンクに続いて同イベントは今週末からテイク・ザット、BLACKPINK、ガンズ・アンド・ローゼズ、ブルース・スプリングスティーン、ラナ・デル・レイ、ビリー・ジョエルらの公演が控えている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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