ドジャースがロッキーズに快勝 マルティネス2ホーマーで通算300号到達

【ドジャース5-0ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

ドジャースは先発のJ.D.マルティネスの通算300号ホームランを含む2ホーマーの活躍などで5点を奪うと、先発のクレイトン・カーショウが6回無失点の好投を披露。リリーフ陣も無失点で完封リレーと投打が噛み合い、5対0でロッキーズに完勝して貯金を10とした。カーショウは10勝目(4敗)をマークし、5番手のエバン・フィリップスが11セーブ目を記録。ロッキーズ先発のコナー・シーボルドは4敗目(1勝)を喫している。

ドジャースが敵地で快勝を収め、ベテランのマイルストーン到達に花を飾った。2回表、ドジャースはジェームズ・アウトマンのタイムリーなどで2点を先制すると、3回表にはマルティネスが17号2ランを放ち4対0とリード。マルティネスはさらに6回表にも内角低めの変化球を見事にとらえて通算300号ホームラン到達。投げては過去26試合で防御率4.82と“ヒッターズパーク”の敵地クアーズ・フィールドを苦手にしている先発カーショウが、この日は6回をわずか1安打に抑える快投で付け入る隙を与えなかった。

13年目・35歳で300号到達となったマルティネスは、全盛期ほどの数字ではないものの、今季打率.258、18本塁打、51打点、OPS.883と安定した活躍を披露。特に得点圏にランナーを置いた場面では打率.310、5本塁打、33打点、OPS1.039と無類の勝負強さでチームを支えている。過去10年で9度の地区優勝を誇るチームは、現在貯金10ながらダイヤモンドバックスと3ゲーム差の地区3位と追いかける立場になっているが、勝負の夏場に向けて頼れるベテランの力は欠かせないものとなるだろう。

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