2030年の冬季オリンピック・パラリンピック招致を目指す札幌市はきょうの検討委員会で、大会運営の見直し案を提示しました。
見直し案には、東京大会での汚職事件の再発防止策として、「理事選考を透明化し理事の一部を公募する」「理事会を監視する外部委員会を設置する」など具体的な内容が示されました。また、専任代理店のあり方など、今後テーマごとに専門部会を開き、議論することが決まりました。
生田委員は「今回示された基本方針や見直し案をもとに、さらに専門的な議論を重ねて、実効性のある具体的な案の策定に向けて引き続き意見を述べていきたい」と話しました。
札幌市は来月、市議会に中間報告を行う予定です。