未来の鉄人たちが熱戦 トライアスロンIN徳之島=5年ぶりにキッズ大会

第36回「トライアスロンIN徳之島大会」の関連イベント「チャレンジKIDS徳之島大会」が6月24日、同島の天城町にあるB&G海洋センターで開かれた。開催は2018年以来で、小学1年生から中学生まで計86人がエントリー。未来の鉄人を目指す少年少女たちがメインレースより一足先に熱戦を繰り広げた。

声援を受けバイクのスタート地点へ急ぐ「チャレンジKIDS徳之島大会」出場の児童ら=6月24日、天城町

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同イベントの開催は10回目。19年大会が台風で中止となり、新型コロナウイルス禍を経て5年ぶりの開催となった。

競技は同センターのプールと周辺道路で実施。小学生~中学生がスイム(25~200メートル)、バイク(1680~3200メートル)、ラン(620~2540メートル)の最長5940メートルのコースで年代別に競った。

開会式では徳之島に移住してパリ五輪出場を目指しているトライアスリートの井出樹里さんが、「大会に参加させてくれたお父さん、お母さんに感謝しながら最後まで一生懸命がんばって」と激励。子どもたちは保護者らの温かい声援を背に熱戦を繰り広げた。

小学3、4年の部に出場した女子児童は初出場で3位と健闘。「ランが得意なのに泳ぐので疲れてしまった」と少し残念そうにレースを振り返り、「同学年の友達が男子の部で優勝したので来年は負けないように1位を目指したい」と雪辱に力を込めた。

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