ヴェローナ、残留に導いたザッファローニ監督が退任…

[写真:Getty Images]

エラス・ヴェローナは27日、マルコ・ザッファローニ監督(54)の今シーズン限りでの退任を発表した。

ザッファローニ監督は、昨年12月初旬に当時セリエA最下位に沈んでいたヴェローナの指揮官に就任。

以降の23試合では6勝8分け9敗とチームを立て直したものの、降格圏の18位でレギュラーシーズンをフィニッシュ。だが、今シーズンから導入されたレギュレーションによって同勝ち点で並んだスペツィアとの残留プレーオフに持ち込むことに成功すると、その運命の大一番を制してチームを残留に導いた。

今回の発表によると、クラブサイドは契約延長を望んでいたものの、ザッファローニ監督から今季限りでの退団の意向が伝えられたようだ。

ザッファローニ監督は、これまでモンツァやアルビーノレッフェ、キエーボ、コゼンツァといったイタリアの下部リーグの指揮官を歴任していた。

なお、ヴェローナは新シーズンに向けてザッファローニ監督と共にチームを指揮していたサルバトーレ・ボッケッティコーチの昇格、あるいはレッチェの監督を退任したマルコ・バローニ氏の招へいを考えているようだ。

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