【大阪プロレス】アルティメット・スパイダーJr.がビリーケン・キッドを下しライトヘビー級トーナメント優勝!

大阪プロレスは6月25日(日)、大阪・アゼリア大正ホールにて『ライトヘビー級トーナメント決勝戦』を開催した。

準決勝と決勝を開催した今大会ではアルティメット・スパイダーJr.が、21’09″トルネードプレスからの片エビ固めでビリーケン・キッドを下し、トーナメント優勝を果たした。

大会名【ライトヘビー級トーナメント決勝戦】
日時【2023.6.25.(日)】
会場【大阪・アゼリア大正ホール】
観衆【300名(超満員札止め)】

▼第1試合 トーナメント準決勝1/30
●ツバサ[20’11″ストレッチマフラーホールド]ビリーケン・キッド〇
※ビリーが決勝進出

大阪で極上のルチャ対決が実現。のっけからハイスピードバトルを展開した両者はツバサがビリーのお株を奪うお座りトぺコンやコウモリ吊り落としで揺さぶりをかける。

ビリーも珍しくUターンを見せるなどやり返し互いの弱点であるツバサの足とビリーの肩を攻める激しい消耗戦に。高度な丸め込み合戦からツバサのプエンテデソルを耐え抜いたビリーが秘技を繰り出し執念で優勝戦への切符をつかんだ

▼第2試合 トーナメント準決勝1/30
〇アルティメット・スパイダーJr.[15’56″サイドスピンフリップ→片エビ固め]菊池悠斗●
※スパイダーが決勝進出

視殺戦から一転菊池が決死のコーナーポスト超えの伸身トぺコンで一気にペースを掴む。

必殺レッドイーグルへの布石としてスパイダーのボディを執拗に攻め立てそのまま勝負を決めにかかるがここぞのタイミングで自爆してしまいその間に息を吹き返したスパイダーが逆襲に転じ逆転勝利

▼第3試合 6人タッグマッチ1/30
スペル・デルフィン&●くいしんぼう仮面&えべっさん[14’20″万博ラリアット→体固め]ザ・ボディガー&大坂丈一郎&大阪万博マシーン〇

これぞ大阪プロレスらしい賑やかな対決。今夜はタクティカルバイオレンスな万博マシーンが大暴れ。

万博七拍子を駆使して観客を味方につける。乱戦模様から最後も自らが勝利を奪いその勢いのまま大阪名物世界一に挑戦表明。

すると丈一郎とえびすも挑戦に名乗り上げた。

▼第4試合 8人タッグマッチ1/30
ゼウス&TORU&タコヤキーダー&●佐野蒼嵐[15’31″クローズラインFromN.Y.→片エビ固め]クワイエット・ストーム〇&タイガースマスク&三原一晃&ARASHI

レギュラー陣による豪華な対決。各々が激しく自己主張をぶつけ合うノンストップバトルに館内大興奮。

その中でもストームの勢いが止まらず最後も自身の剛腕で試合を決めた。
試合後マイクを持ったストームがゼウスに2014年の敗戦の借りを今なら返せると思い王座挑戦をアピール。

ゼウスも快諾し8月大会でのタイトルマッチの開催が濃厚となった。

▼第5試合 トーナメント優勝決定戦1/無制限
〇アルティメット・スパイダーJr.[21’09″トルネードプレス→片エビ固め]ビリーケン・キッド●
※スパイダーがトーナメント優勝

共に過酷な準決勝戦を勝ち抜いた両者による優勝決定戦はタイトルマッチの様な静かな立ち上がり。

優勝への執念を見せるビリーがなりふり構わずスパイダーの首筋にエルボー連打を叩き込む。

スパイダーも必死にやり返すが単発で形勢逆転には至らないピンチが続く。

ビリーのお座りトぺコンをエプロンへの断崖式カッターで迎撃し渾身のトぺコンで形勢逆転。
その後は互いに死力を尽くした激しい戦いになり両者の必殺技が交錯する乱打戦に。

ビリーの雪崩式コウモリ吊り落としをかろうじて返したスパイダーが続くビリーの技を返しまくり魂のエルボー合戦からソバットを鮮やかに決めファルコンアローからトルネードプレスでスパイダーに勝利の女神が微笑んだ

試合後トロフィを手にマイクを握ったスパイダーが次回7月大会でのタイガースマスクの持つライトヘビー級王座挑戦のアピールをした

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