大原美術館の新館長に東京大学・名誉教授の三浦篤氏が就任へ 「キーワードは発信と交流」 倉敷市

岡山県倉敷市の大原美術館の新しい館長に東京大学・名誉教授の三浦篤さん(66)が7月1日付けで就任します。

(大原美術館 新館長/三浦篤さん)
「私なりのキーワードを考えた、それは『発信』と『交流』。大原美術館らしい特別展、企画展を発信していきたい」

三浦さんは島根県出身の66歳で、西洋近代美術史や日本とフランスの美術交流の歴史などを研究してきました。

(大原美術館 現館長/高階秀爾さん)
「(三浦新館長は)力も経験もある。これ以上にない人材だと思って大変喜んでいます」

2002年から館長を務めている高階秀爾さん(91)は、美術の研究を目的に2024年4月に設立される大原芸術研究所の所長に就任する予定です。

© 株式会社瀬戸内海放送