アトレティコがリーグ屈指の左SBハビ・ガラン獲得へ!

[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーが、セルタのスペイン人DFハビ・ガラン(28)を獲得することが決定的となった。

アトレティコは今シーズン、トッテナムからスペイン代表DFセルヒオ・レギロン(26)を1年間のレンタル移籍で獲得。しかし、度重なる負傷や新チームのスタイルに順応できなかったスペイン代表は、リーグ戦での先発出場がわずか2試合にとどまった。

獲得時の契約には買い取りオプションが盛り込まれておらず、アトレティコは当然のことながら決して安くない移籍金を支払ってまで完全移籍で獲得する意思はない。

そのため、クラブは新たな左サイドのDF獲得に動いており、スペイン『マルカ』、『レレボ』といった地元メディアによると、セルタDFの獲得にこぎ着けたようだ。

報道によると、アトレティコは1200万~1500万ユーロ(約18億9000万~23億7000万円)のコストがかかるガランの獲得に向け、オサスナに直近3年連続で武者修行に出していたU-21スペイン代表DFマヌ・サンチェス(22)の譲渡を提案。これにより、移籍金を500万ユーロ(約7億9000万円)程度に抑えることに成功したようだ。

ガランはバダホス、コルドバを経て2019年1月に加入したウエスカでブレイク。左サイドバック、ウイングバックを主戦場に突破力と高精度のクロスが魅力のリーグ屈指の攻撃的サイドバックは、2021年夏にセルタへ完全移籍した。そのセルタでは今シーズンのラ・リーガ37試合に出場し、3アシストを記録していた。

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