コンセプトはドッグファースト 南房総の海辺のホテルにお泊まりしてきました!

2022年12月に南房総の千葉県南房総市にオープンしたドッグフレンドリーホテル「DANQOO(ダンクー)」に出かけてきました。こちら、南房総エリアで複数の宿泊施設を展開している紀伊乃国屋グループの代表取締役の蛭田憲市さんが、企業の保養所として使われていた建物を、ドッグファースト目線でリノベーションした宿泊施設です。ちなみに、ダンクーというのは蛭田さんの愛犬の名前なのだそう。

何度も書いていますが、私、クルマの免許を持っていません……。今回は、東京駅から高速バスを利用したのですが、東京湾アクアラインを使えば、90分足らずでアクセスできるんですね~。電車より早い&安いです! 南房総=遠いところ、という勝手に抱いていたイメージが覆されました。

で、「ダンクー」ですが、まず、特筆したいのは、10室すべての客室に温泉をひいているということ。今回は利用しませんでしたが、ジェットバス付きプレミアム洋室(1室2名、2食付き、1名¥44,800〜)では、愛犬と一緒に温泉浴ができるのだとか。やだ、楽しそう(笑)。すべての客室で、愛犬を布団の上にあげて添い寝もOKというのもうれしいポイントです。犬用のアメニティも充実していました。

遊ぶ場所にも事欠きません。施設内にはふたつのドッグランがあり、メインのドッグランの広さはなんと300坪以上! 走り甲斐があります。ナイター設備も備えているので、夜も走り回れます。

ドッグランに併設されている、セルフサービスで利用できるフリードリンク(アルコール含む)コーナーには、お酒ラブな私、狂喜乱舞しちゃいました。お酒をいただきながら、愛犬が遊んでいるのを眺められるなんて、こんなに幸せでいいのかしら(笑)。

竹林の小道を2分ほど歩くと、遠浅で、夏は海水浴も楽しめる岩井海岸に出ることができます。が、海があまり得意でないケリーは波打ち際には近づきません……。そして、必死で波打ち際から逃れようとします。ごめんよ、ドッグランに戻ってもう1杯、いや、もうひと走りしましょうか。ちなみに、2階にも眺めがよく、開放的なドッグランが配されていました。

ドッグランや砂浜で走り回ったら、宿でもお楽しみが待っています! 中庭の焚き火ラウンジではスパークリングワインをはじめ、フリーでいただけるドリンクや手作りのお菓子をいただきながら、くつろぎの時間を過ごせます。愛犬用にはチーズボーロが用意されていました。これ、ケリーの大好物なんです! 焼きマシュマロにトライするのもおすすめですよ~。

お料理も期待しちゃってください(笑)。勝山漁港で水揚げされた魚介類やご当地のブランド牛など、地のモノをふんだんに使った料理は、夕食、朝食ともに個室対応の食事処で供されます。もちろん愛犬も同伴可能。愛犬が安全に食事できるように、ペットカートを改造し、独自にシートを作ってしまうという力の入れようです(そして、このスペシャルシートが本当に優れモノなのです)。

宿泊代金には愛犬の夕食と朝食代も含まれていて、わんこの夕食は2皿(朝食は1皿)が用意されています。卓上コンロで仕上げるメインディッシュには、飼い主の私のほうがときめいちゃいました(笑)。ケリーさん、もちろん一瞬で平らげていました。

愛犬も人間も思う存分遊べて、食べて、温泉にもつかることができる海辺の宿泊施設。ケリーもきっと楽しんだはず。部屋に戻ると、あっという間に眠りにつきました。私のような、お酒好きにとっても天国です(ちなみに冷蔵庫の中身も無料です!)。また季節を変えて、そして、別の客室にも宿泊してみたいなあ。

DANQOO

www.danqoo.jp

© 株式会社産経デジタル