ジョニー・デップ「共にいる、いつまでも」亡き友人ジェフ・ベックの誕生日にメッセージ

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどで知られるジョニー・デップが、友人でギタリストの故ジェフ・ベックの誕生日にメッセージをインスタグラムに投稿した。

▼ジョニー・デップ(左)、ジェフ・ベック(右) ジョニー・デップのインスタグラム(johnnydepp)より

ジョニーは6月24日、ジェフの79回目の誕生日を記念して、2人が車のエンジンルームを整備している思い出の写真をシェア。「親愛なるブラザーのジェフへ、誕生日おめでとう。あなたは私と共にいる、いつまでも。あなたは私のすべて!!あなたの仲間の大きな子より…永遠の愛と敬愛の気持ちを込めて」と亡き友人へメッセージをつづった。

世界的なギタリストとして知られていたジェフは、今年1月10日に78歳で死去。家族がSNSを通じて「細菌性髄膜炎に突然感染し、安らかに息を引き取った」ことを明らかにした。

ジョニーとジェフは、新型コロナの感染が拡大した2020年4月、ジョン・レノンの楽曲をカバーした「Isolation(孤独)」を発表。2022年7月にコラボアルバム「18」をリリースし、ツアーでも共演していた。

▼ジェフ・ベック&ジョニー・デップ「This is a Song for Miss Hedy Lamarr」のMV

亡くなったジェフを追悼して、今年5月22日から23日にかけてイギリス・ロンドンにてトリビュートコンサートが開催され、ジョニーは初日の公演でパフォーマンスを披露。イベントには主催者のエリック・クラプトンをはじめ、ジェフ・ベック・グループのメンバーだったロッド・スチュワート、ローリング・ストーンズのロニー・ウッド、メタリカのカーク・ハメットらミュージシャンが出演した。

ジョニーは現在、アリス・クーパー、エアロスミスのジョー・ペリーと組んでいるバンド、ハリウッド・ヴァンパイアーズのヨーロッパツアーを開催中。ツアー公演ではジェフの追悼パフォーマンスもセットリストに組み入れている。

現在60歳のジョニーは、最近は『ウェイティング・バーバリアンズ 帝国の黄昏』(2019)、『MINAMATA -ミナマタ-』(2020)などに出演。元妻で女優のアンバー・ハードとの長期にわたる法廷闘争を経て、主演最新作『Jeanne du Barry(原題)』が今年5月にカンヌ国際映画祭でお披露目された。

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