大相撲名古屋場所(7月9日初日・ドルフィンズアリーナ)で新大関の霧島が28日、名古屋市西区の佐渡ケ嶽部屋に出稽古し、小結琴ノ若らと14番取って11勝3敗と好調ぶりをアピールした。名古屋入り後初の出稽古で汗びっしょりになり「みんなで一緒に我慢して、一生懸命やろうと思った」と満足そうに笑った。
得意の左四つや一気の突き、押しとさまざまな攻めを試した。申し合いでは最後に加わり、同じく出稽古の幕内錦木を含めて関取衆4人全員を指名。琴ノ若とは3勝2敗だった。「後から入るので、きちんとした相撲を取らないと」と看板力士の自覚を口にした。
29日以降も佐渡ケ嶽部屋に出向く予定。