アン・シュー「ハグは千の言葉に勝る」、心身を健康に保つ秘訣について語る

ファッションや美容を紹介する番組「女人我最大(原題)」のデジタルコンテンツ「玩美研究室」6月号で、アン・シュー(許瑋甯)がカバーインタビューに応えた。

最近はサスペンス系の作品に立て続けに出演していたアン・シュー。「当時しばらく、感情面でネガティブなものが積み重なって、どんどん沈んでいきました。普通の生活に戻れず、体が自分のものではないように感じていたんです。運動やアロマセラピーなど、とにかく体に良いことはすべてやって、長い時間をかけて本来の自分に戻れました」と明かした。また「最近、以前のように無理やり役をシミュレーションする必要はなく、自由に内面化できることに気づきました。驚くほど感情が高ぶることもありますが、撮影現場の皆も固唾を飲んで一緒にその感情を味わってくれます。それは周囲を劇中に巻き込むのに成功したということなので、すごく感激しました」と、制作チームの信頼が役作りから自分を解放してくれたことを語った。

そして現在、アン・シューは演技力を開花させ、話題作に多数出演している。一番演じてみたい役について尋ねられると、「暗殺者役などでアクション映画に挑戦してみたいです。これまでの役は心の深い部分を理解する必要がありましたが、アクション映画ではさらに身体のメンテナンスも大切になってくるので、より難しいはずです。私は完璧主義なところがあるので、機会があれば全力で頑張りたいと思います」と答えた。

デビューから20年、キャリアの低迷や恋愛の挫折を経た今、自分自身に一番伝えたいのは「よくできたね。あなたはすごいよ」という言葉だという。また彼女が最も力をもらえた言葉は「いつもここにいる」だとした上で、それ以上に「ハグは千の言葉に勝る」と触れ合うことの重要性を挙げた。一方、ファンに対しても「もっと自分の気持ちを気にかけてあげてください。自分を信じて、決して他人の視点から自分を判断することなく、決断するときは他人の影響を受けないようにしてください。大切なのは、よく食べてよく寝ること。これが自分を愛する最善の方法だと思います」と語りかけた。このメッセージから、女性の最も美しい姿とは精神的に満たされることだとうかがえる。


ニュース提供元:TVBS
翻訳・編集:二瓶里美

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