女子W杯初出場のパナマ、なでしことの対戦前に19歳2人がハットに鮮烈ミドル!「GKノーチャンス」

[写真:Getty Images]

なでしこジャパンと対戦予定のパナマ女子代表に、認知しておくべき19歳がいるようだ。

【動画】GKもノーチャンス、パナマ女子の19歳が決めた鮮烈ミドル

メキシコ人のナチョ・キンタナ監督が率いるパナマは、大陸間プレーオフを勝ち上がって同国史上初のワールドカップ(W杯)出場を決めた。本大会へ向けて精力的に活動中で、コロンビア女子代表との2連戦を経て、現在はスペインでキャンプを行っている。

26日にはジブラルタル女子代表との国際親善試合を行い、7-0で勝利。特に7点目は「GKもノーチャンス」だと、『Bleacher Report Football』などもピックアップしている。

パナマの6点リードで迎えた85分、19歳のMFデイシレ・サラザールはゴール正面やや左、およそ30mの位置で横パスを受けると、ワントラップから右足を一閃。振り以上に伸びのある一撃がクロスバーを叩いてネットを揺らした。

同じく19歳のMFエミリー・セデーニョもハットトリックを達成するなどし、快勝したパナマ。29日にスペイン女子代表との国際親善試合を行った後、サウジアラビアでキャンプを張り、7月14日にユアテックスタジアム仙台でなでしこジャパンと対戦する。

東京オリンピック前の2021年4月には7-0で日本が勝利していたが、この距離でもシュートレンジ、なおかつ枠に飛ばしてくるという世界基準を肝に銘じておかねばならないだろう。

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