尾県貢氏がJOC新専務理事へ 陸連会長、29日に役員改選

日本陸連の尾県貢会長

 29日に役員を改選する日本オリンピック委員会(JOC)の新たな専務理事に、日本陸連の尾県貢会長が就任する方向であることが28日、関係者への取材で分かった。尾県氏は現在、JOCで常務理事と選手強化本部長を務めている。

 29日に64歳となる尾県氏は2013年からJOC理事。国が策定した競技団体の運営指針「ガバナンスコード」は理事の在任期間を原則10年としているが、関係者によると、今回の役員改選で他にベテラン理事が抜けることもあり、組織運営に欠かせない人材として留任となる見通し。選手強化本部長も続投する。

 会長は3期目を迎える山下泰裕氏(66)の再任が有力となっている。

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