【帝王賞】鮫島駿「ちょっと長かったのかな…」プロミストウォリア、G1の壁で連勝ストップ

5連勝中の勢いを持って交流G1に参戦したプロミストウォリアだったが、流石の強豪相手にあっさりと勝たせてもらえはしなかった。スタートも決まって、スムーズな運びで先手へ。ペースも速いというわけではなくマイペースでいけたものの、直線半ばでパタリと失速。それでもダートの一線級を相手に掲示板は確保し力は見せた。

5着 プロミストウォリア
鮫島克駿騎手
「馬場的にも行けたら行こうと思っていましたし、スムーズに先手も取れて、いいペースで行けましたけど、思ったより上位には離されてしまいました。現時点ではちょっと長かったのかなという止まり方でした。ラスト1ハロンで一気に離されてしまいました」

レース結果、詳細は下記のとおり。

28日、大井競馬場で行われた11R・帝王賞(Jpn1・4歳上オープン・ダ2000m)は、浜中俊騎乗の2番人気、メイショウハリオ(牡6・栗東・岡田稲男)が勝利した。ハナ差の2着にクラウンプライド(牡4・栗東・新谷功一)、3着に1番人気のテーオーケインズ(牡6・栗東・高柳大輔)が入った。勝ちタイムは2:01.9(良)。

3番人気で鮫島克駿騎乗、プロミストウォリア(牡6・栗東・野中賢二)は、5着敗退。

3頭横並びでゴール

2023帝王賞・メイショウハリオと浜中俊騎手

ゴール前の大激戦を制したのは史上初の連覇となったメイショウハリオだった。道中は後方4番手からじっくりと行く展開で、向こう正面から徐々に外目を進出。3コーナー付近でも手応えはよく、堂々と大外からポジションを押し上げていくと、直線では内からクラウンプライド、テーオーケインズが抜けてきたところで一気に大外からメイショウハリオが襲いかかった。写真判定の結果は僅かにハナ差でメイショウハリオに軍配が上がった。

メイショウハリオ 22戦9勝
(牡6・栗東・岡田稲男)
父:パイロ
母:メイショウオウヒ
母父:マンハッタンカフェ
馬主:松本好雄
生産者:三嶋牧場

【全着順】
1着 メイショウハリオ 浜中俊
2着 クラウンプライド 川田将雅
3着 テーオーケインズ 松山弘平
4着 ハギノアレグリアス 岩田望来
5着 プロミストウォリア 鮫島克駿
6着 ライトウォーリア 吉原寛人
7着 ジュンライトボルト 石川裕紀人
8着 ノットゥルノ 武豊
9着 ミヤギザオウ 今野忠成
10着 ランリョウオー 本橋孝太
11着 ドスハーツ 町田直希
12着 オーヴェルニュ 和田譲治

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