石垣市、新型コロナ患者急増で通常診療に支障「病院行く前に電話窓口で相談を」

 沖縄県石垣市は、同地で新型コロナの症状を訴える人が急増し、通常の医療提供に支障が出始めているとして、28日から受診前に相談するための電話窓口を再開した。

「症状が重くなければ自宅療養を」

 石垣市によると、市内各医療機関では新型コロナの症状を訴え受診する人が増え続けており、通常診療や手術に支障が出始めているという。基本的に医療機関を受診する際も、感染症であるため事前の電話予約が必要だが、予約を求める人が殺到しており対応に手が回らない状況だという。

 この状況に対処するため、市は今年3月でいったん休止していた受診前の電話相談窓口を28日から再開する。窓口で症状について相談や検査の申込みを受け付けるほか、症状を聞き取り、重くない場合は受診せずにそのまま自宅療養を進める方針だ。

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