クエクテルのCC660D-LS、衛星とIoT-NTN機能でグローバルカバレッジを実現

カナダ、ブリティッシュコロンビア州バンクーバー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --世界的なIoTソリューションプロバイダーであるクエクテルワイヤレスソリューションズ社は本日、衛星通信における最新のイノベーションであるCC660D-LSモジュールを発表しました。

CC660D-LSモジュールは、Lバンド・Sバンド・バンド 23 接続などの多彩な接続オプションを提供します。さらに、このモジュールは3GPPリリース17 IoT非地上ネットワーク (IoT-NTN) 接続もサポートします。信頼性の高い接続性が優先される中、CC660D-LSモジュールは双方向通信をサポートすることで、このニーズに対応しています。データ通信だけでなく、ショートメッセージでのSOS機能も備えており、必要に応じて緊急通知が行えます。さらに、このモジュールはIPと非IPサービスネットワークをサポートし、接続性とサービスの可用性を高めています。

また、同モジュールは、さまざまな省電力モードの実装により、驚異的な低消費電力を誇っています。 これらのモードには、不連続受信(DRX)、拡張DRX(eDRX)、省電力モード(PSM)があり、効率的なエネルギー管理が可能です。17.7mm x 15.8mm x 2.0mm のCC660D-LSは、クェクテル拡張ATコマンドを搭載し、SIM/eSIMをサポートし、インターネットサービスプロトコルを内蔵しているため、UART通信インターフェースを介して低遅延衛星接続が可能になります。

クエクテルワイヤレスソリューションズ社 CSO 兼社長ノルベルト・ミューラー氏は「クエクテルCC660D-LS衛星通信モジュールを発表できることを嬉しく思います。これにより、さまざまな接続デバイスをグローバルにカバーできるようになります」と述べています。「当モジュールはIoT-NTN接続をサポートしており、地球上のどこにいても低帯域幅アプリケーションの効率的なデータ通信を可能にします。私たちは、CC660D-LSモジュールの低消費電力と、設置場所に関係なく設置をサポートできる機能を誇りに思っています。」

汎用性が高く、さまざまな業界、特に鉱業やスマートグリッド、石油・ガスパイプラインの監視など、従来は遠隔地のため接続の維持に苦労していた業界で効果的に活用できます。 また、車両・資産・シャーシ・コンテナの追跡を可能にする輸送分野のアプリケーションにも適しており、さらにスマート農業、環境モニタリング、重機モニタリング、建設車両管理への展開にも大きな可能性を秘めています。これにより、多様な海上活動におけるその範囲と有用性がさらに拡大されます。

クエクテルCC660D-LSのエンジニアリングサンプルは現在入手可能で、モジュールは現在CEおよびFCC認証プロセスを通過しており、量産は 2023 年第4・四半期に予定されています。

クエクテルについて

よりスマートな世界を目指すクェクテルの情熱が、IoTイノベーションを加速させます。 顧客中心主義を重視する組織である同社は、卓越したサポートとサービスに支えられたグローバルな IoTソリューションプロバイダーです。5900人のプロフェッショナルで構成されるグローバルチームが、携帯電話GNSSWi-FiやBluetoothモジュール、アンテナ、サービスならびにIoT接続の分野でイノベーションをリードしています。

世界各国に事業所を構え、サポートを提供している当社の国際的な経営陣は、IoTの推進とよりスマートな世界の構築に専心しています。

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