【タイ】イエローライン、7月3日から有料化[運輸]

タイ政府は27日、モノレール形式の「MRTイエローライン」の運賃を15~45バーツ(約61~183円)に設定することを閣議承認した。7月3日からの適用となり、運賃の各種割引については、運営会社であるタイ電車公団(MRTA)が決定する権限を持つ。

イエローラインは、首都バンコクのラプラオ駅と、バンコク東郊サムットプラカン県のサムロン駅を結ぶモノレール形式の路線。23カ所に駅を構え、総延長は30.4キロメートルとなる。6月3日からは無料での運行を開始していた。

イエローラインは、フアマーク駅で空港鉄道「エアポート・レール・リンク(エアポートリンク)」、サムロン駅で首都圏鉄道「BTSライトグリーンライン(スクンビット線)」、ラットプラオ駅で「MRTブルーライン」にそれぞれ接続する。運営会社が異なる路線に乗り換える際には、30分以内であれば初乗り運賃が発生しない。

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