ホテル・レストランが加盟する世界的組織「ルレ・エ・シャトー」のローラン・ガルディニエ会長が28日、加盟店である宇都宮市西原町のフランス料理店「オトワレストラン」を訪れた。
同組織はフランス・パリに本部を置き、580のホテル・レストランが加盟。上質な料理と高いホスピタリティを提供することに力を入れる。日本国内では19施設・店舗がメンバーとなっており、同レストランは2014年に加盟した。今年1月には同レストランの音羽香菜(おとわかな)さんが、日本人で初めて同組織の執行委員に選ばれた。
ガルディニエ会長は同組織日本支部の会合に合わせ来日し、同レストランを訪れた。報道陣の取材に応じた後、ディナーを楽しみ、親睦を深めた。
初めて本県を訪れたというガルディニエ会長は「オトワレストランが家族経営ということもあるが、すごくアットホームな場所だと感じた」と印象を語った。音羽さんは「日本と海外の橋渡し役としての役割を改めて認識した」と決意を新たにした。