メンディ、サウジアラビア移籍が決定!9年前は無職のGKが「年俸21億円」

サウジアラビア1部リーグに昇格したアル・アハリは28日、「チェルシーからセネガル代表GKエドゥアール・メンディを獲得した」と公式発表した。

エドゥアール・メンディは1992年生まれの31歳。2020年に当時のディレクターであったペトル・チェフの推薦によりレンヌから獲得されたゴールキーパーだ。

イングランドに慣れずに不安定なプレーをしていたケパ・アリサバラガに代わってレギュラーポジションを確保し、2020-21シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ1大会最多タイ記録となる9回のクリーンシート(無失点)を達成。優勝に大きく貢献していた。

しかしながら今季は逆に怪我もあってケパ・アリサバラガにポジションを奪われ、給与額が低かったこともあってチェルシーとの契約交渉が難航していると伝えられていた。

なお、移籍金については1900万ユーロ(およそ29.8億円)、年俸については1200万ドル(およそ17.3億円)+300万ドル(およそ4.3億円)のポーナスという条件になっているそうで、契約は2026年までの3年間だとか。

【関連記事】「中国で最も高い給与をもらった」10名の金持ちスター選手

メンディは元々名門ル・アーヴルの下部組織出身であるがユース時代に放出されており、小クラブのシェルブールでシニアデビューしたという経験を持つ。

しかも2014年にはシェルブールを退団して1年間無所属の状態となっており、22歳の段階で失業保険を申請していたというエピソードで有名である。

© 株式会社ファッションニュース通信社