札幌で出会った革新的一杯!食材・製法のみならず丼にまでこだわった「らぁ麺」

2023年創業の革新的なラーメンを提供している店

札幌市営地下鉄東西線の二十四軒駅から歩いて7分ほどの札幌中央卸売場外市場内「万歳市場(バンザイバザール)」にある『とくいち Nouilles Japonaise』。

かつて札幌市で営業していた『特一食堂』を復活させるべく、北海道を代表するフレンチ『Le Musée』の「石井 誠」 氏が総合監修を務め、旭川市の製麺会社『須藤製麺』が麺を作り、イタリアン出身の「磯部 拓也」氏が店頭でらぁ麺を作り上げる、オープン前から話題だったお店です。

店内は和と北海道の伝統が融合されたスタイリッシュな空間で、席は円卓とテーブル席を合わせ16席ほど。

メニューは「かけらぁ麺」、「らぁ麺」、特上らぁ麵」、「季節限定らぁ麺」の4種類で、味は塩または鶏醤から選ぶことができます。トッピングは「炭焼き鶏チャーシュー」、「特製スモークチャーシュー」、「味玉」、「2種メンマ」、「ネギ増し」になります。

美しいビジュアルの「塩らぁ麺」は地鶏のコンソメとふすま麺の魅力を存分に味わえるラーメン!有田焼の丼に関してもラーメンが綺麗に見えるよう計算され型から作られています。

卓上には、札幌軟石でできたプレート置かれ、自然の竹にこだわった箸とレンゲがセッティングされています。

照明に反射して黄金色に輝く澄んだ透明感のあるスープは、八雲町のミネラルたっぷりの塩「熊石の塩」を使用!地鶏のコンソメをベースに、鶏のひき肉や野菜、卵白等を追加し、フランス料理の技法「クラリフィエ」の工程を2日目に行い仕上げられています。

スープは鶏を中心とした複雑で力のある味の厚みがあるため、控えめな塩味でありながらも物足りなさなどは一切皆無!後味はすっきりしていながらも、ほのかな甘みの余韻を長く楽しむことができます。

須藤製麺の特注麺は、「春ゆたか」・「春ゆたか全粒粉」・「春ゆたか ふすま」・「はるきらり」を絶妙な加水率で配合した低加水の超ロングな中太ストレート麺!

表皮(ふすま)・全粒粉入りの麺は、小麦の甘さが存分に楽しめるモチモチとシコシコの間の様な食感。独特の舌触りで、噛みしめるほどに麺の旨みや甘味が増幅していきます。

具は炭焼き鶏チャーシュー、特製スモークチャーシュー、穂先メンマ、ネギ!
中央に映える泡状の昆布汁を徐々に溶かすことにより、少しずつ変わる味変をじっくり楽しむことができます。

後味の余韻が楽しめる完成度の高い洗練された逸杯!札幌に訪れた際はぜひ一度ご賞味あれ!

NOUILLES JAPONAISE とくいち

〒060-0011 北海道札幌市中央区北11条西22丁目1−26 卸売センター

公認ライターおすすめ!北海道の美味しいごはん旅をご紹介

https://gohantabi.jp/hokkaido

公認ライターが太鼓判!日本各地の美味しいラーメンをご紹介

https://gohantabi.jp/categorylist/66

*この記事は2023年6月時点の情報を基に作成しています。

*新型コロナウイルス感染症の影響で、営業状況や掲載内容に変更が生じる場合があります。最新の情報は、事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。

*「ニッポンごはん旅」は、新型コロナウイルス終息後の旅行先として検討いただきたいという想いで各地の情報を発信しています。

*この記事で使用している画像は、執筆者が撮影したものです。

ライター:ニッポンごはん旅・編集長

© 株式会社ロコガイド