第94回都市対抗野球大会に出場する日本製鉄鹿島(茨城県鹿嶋市)硬式野球部の中島彰一監督と清水茂雄部長が28日、県庁の大井川和彦知事を訪れ、本大会出場を報告し活躍を誓った。
日本製鉄鹿島は5月末から6月初旬にかけて行われた最終予選の北関東大会で第1代表の座をつかみ、2年連続22度目の本大会出場を決めた。
中島監督は「ポテンシャルの高い選手がそろい、補強選手も合流してレギュラー争いは熾烈(しれつ)」とチームの好状況を説明。補強選手には日立製作所の3選手を選んだとし、「オール茨城で挑む。応援の力も借りて一戦必勝で優勝まで勝ち上がりたい」と意気込みを語った。
大井川知事はチームカラーの青色の応援用タオルを受け取り、「まずは初戦が大事。弾みをつけて決勝まで進んでほしい。皆さんの活躍に地元も盛り上がる」とエールを送った。
本大会は7月14~25日の12日間、東京ドームで32チームが出場して開かれる。日本製鉄鹿島は18日に初戦(1回戦)を迎え、ヤマハ(浜松市)と対戦する。