中心市街地の夜間の消費拡大策として 新たな補助制度を創設 宇都宮市

 宇都宮市の佐藤栄一市長は28日の定例会見で、LRTライトラインが8月に開業するのに合わせて、中心市街地の夜間の消費拡大策として新たな補助制度を創設すると発表しました。

 この「ナイトタイムエコノミー補助金」は、宇都宮市に訪れた人たちに夜のまちを楽しんでもらい消費の拡大と中心市街地の活性化につなげようと創設するものです。

 飲み歩きイベントやフェスといった新たなコンテンツの充実を目指し夜の時間帯で集客が見込まれる取り組みに100万円を上限として、経費の2分の1を補助します。市内に事業所がある法人、または団体などが対象で対象エリアは中心市街地の飲食店や宿泊施設の集まるエリアを想定しています。実施期間は、9月から11月の3カ月間で7月3日から募集を開始します。募集要項などの詳細は後日、市のホームページに公表されるということです。

 また、市は新たに中核市では初めて中小企業向けに温室効果ガス排出削減目標の認定の取得を支援するため補助制度の募集を7月から開始します。

 そのほか、今年(2023年)4月末に市の中心部で開催された3人制バスケットボールの世界ツアー開幕戦について、来場者は前回を2万人以上上回る7万人にのぼり、経済効果はコロナ禍前を上回る5億8千600万円で過去最高になったことが発表されました。

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