大勢の代役守護神に急浮上!?約1カ月半ぶりの実戦復帰で2死満塁も無失点で原監督も巨人1軍再昇格待ち望む右腕とは!?

ロペスが約1カ月半ぶりに実戦復帰で無失点ピッチング

6月28日、ジャイアンツ球場で行われたプロアマ交流戦のENEOS戦に読売ジャイアンツの先発として登板し、右肩のコンディション不良でファーム再調整中のヨアン・ロペスが約1カ月半ぶりに実戦復帰を果たした。ロペスは1回を29球で、無安打無失点2四球。この試合の最速は150kmを計測した。

1回、読売ジャイアンツの先発としてマウンドに上がったロペスは、先頭打者の滝沢をセカンドのエラーで出塁を許し、いきなりランナーを背負う展開に。2番・川口をファーストゴロに打ち取るも、3番・度会にフォアボール。4番・山田を見逃し三振に抑え、2アウトにするも5番・片山に再びフォアボールを与え、2アウト満塁のピンチに。しかし、ロペスは動じることなく、最後は6番・丸山をファーストゴロに打ち取り、無失点に抑えた。

ロペスは、右腕のコンディション不良で2軍調整となり、実戦は5月12日の広島カープ戦が最後となっていた。22日に3軍のシート打撃に登板し、打者10人に対して安打性2本に抑えていた。

この試合は味方のエラーと自身の制球難で2フォアボールを与え、2アウト満塁のピンチを背負うも無失点で抑えたロペス。体的には問題がないことが確認できたロペスは、ここからピッチングの細かい所を修正し、1軍復帰を目指す。

1軍では疲労の蓄積で大勢が2日連続ノースロー調整をするなど、大きな負担が溜まってきている。ここでロペスが完全復活を果たし、大勢の代役守護神としてフル回転できれば、より強固な勝ちパターンが巨人に完成することになるだろう。

ロペスがコントロールをしっかりと調整し、どのタイミングで1軍再昇格を果たすのか注目だ。

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