U19男子日本代表が初の8強進出!開催国ハンガリーに快勝[FIBA U19ワールドカップ]

U19男子日本代表が初の8強進出

現地6月28日(日本時間29日)、FIBA U19ワールドカップ 2023(6月24日~7月2日/ハンガリー・デブレツェン)に出場中のU19男子日本代表は、決勝トーナメント1回戦で開催国ハンガリーと対戦。63-53で勝利してU19男子日本代表としては初の準々決勝進出を決めた。

ファーストオフェンス、日本は#5岡田大河を起点にパスを回し、#14川島悠翔がトップから3Pシュートを成功。さらに#5岡田がスティールから持ち込むと、距離のある位置から技ありバンクショット。#4ジェイコブス晶、14川島も続いて得点し、開始3分強で10-0と最高のスタートダッシュを決める。その後、#10小澤飛悠の連続得点で15-2とした日本だったが、クォーター終盤はハンガリーが流れを掴んで15-13で1Qを終える。続く2Qは日本が攻勢に。#8武藤俊太朗、#10小澤、#4ジェイコブス、#13内藤 耀悠が3Pシュートを沈めると、好守からの早い展開で#12ロロ・ルドルフがレイアップを決めるなど2Q20-7の猛攻で35-20としてハーフタイムを迎えた。

しかし、相手は開催国の意地がある。タフなディフェンスを仕掛けてくると、日本のシュート成功率が落ちて反撃を受け、42-37と5点差に迫られて3Qを終える。流れが悪い中で迎えた4Q、司令塔・#5岡田のパスが冴える。まずドライブに合わせて動いた#4ジェイコブスにパスを出して得点。さらに#7湧川颯斗のレイアップ、#4ジェイコブスの3Pシュートを演出して、残り8分で49-37とリードを2桁に広げる。

その後は互いに好ディフェンスを展開。その中で7点差まで縮められるものの、残り4分36秒に#8武藤がスティールから3ポイントプレイを決めて再び2桁リードに。#7湧川、#14川島の追加点でリードを保ち、63-53で勝利。日本として初のベスト8進出を決めた。

日本は#4ジェイコブスが15得点でチームトップ。さらに#14川島が12得点、#10小澤が10得点をマーク。リバウンド争いでは35-50と苦しかったものの、20ターンオーバーを引き出して得点につなげた(日本は11ターンオーバー)。

続く準々決勝は現地6月30日17時半(日本時間7月1日0時半※30日深夜)からアメリカと対戦する。

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