古舘伊知郎MC「ニュー試」がレギュラー化。松丸亮吾、7MEN侍・本髙克樹、中田敦彦らが世界の入試に挑戦

NHK Eテレでは、7月1日から古舘伊知郎がMCを務める知的エンターテインメント番組「ニュー試 ~世界の入試で未来が見える~」(土曜午後9:30)のレギュラー放送がスタート。番組では、世界の大学入試にゲスト3人が挑戦。その回答を現地の入試担当が厳しく採点し、学びの奥深さと教育の多様性を伝える。

1日放送分では、各界のトップリーダーを輩出し続けるアメリカの名門・ハーバード大学の入試にチャレンジ。「リーダーとしての素質」が問われる問題に、ゲストの福田麻貴(3時のヒロイン)、松丸亮吾、蓮見翔(ダウ90000)が臨む。

古舘は「番組で取り上げる入試問題の中には、明らかにコストパフォーマンスがよくて情報処理能力の高い人だけが優秀という訳ではないよ、というメッセージが隠されています。そこが面白いと思いますし、頭がいいとはこういうことなんだという固定観念がどんどん崩されていきます」と語り、「僕も己の固定観念を崩していかないと“思考の加齢臭”が出るだろうと思っているので、番組で気付かされたことはどんどん吸収していきたいと思っています」と抱負を述べる。

松丸は「この番組は、入試を控えて受験勉強している人はもちろんですが、今大学に通っている学生さんたちにも見てほしいです。受験は全員が第1志望に受かるわけじゃないので、第2志望や第3志望の大学に入った人もたくさんいると思いますが、第1志望に入れるかどうかは人生を大きく決めるものじゃなくて、そこから『ニュー試』で紹介されるような問題をどれくらい埋められる人生を送れるかが大事だと思うので、そういう人にも見てほしいです」とメッセージを寄せている。

なお、8日は、ゲストに高橋茂雄(サバンナ)、福田、松丸を迎え、患者に寄り添う医療研究の先進地として知られるカナダのマギル大学医学部の入試に挑戦。15日は、激しい受験戦争で知られる韓国の“トップ・オブ・トップ”ソウル大学の入試に、千原ジュニア、福田、本髙克樹(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)が挑む。そして、22日は、世界の名だたる企業で活躍するエンジニアを多数輩出するインド工科大学の「超高速の数学処理能力」を問う入試問題に、中田敦彦(オリエンタルラジオ)、福田、松丸が臨む。

日本の入試とは一味も二味も違う世界の入試問題をひもとくことで、その国がどんな人材を求めているのか、どんな未来を描こうとしているのかが見えてくる。

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