ヤンキース・ヘルマンが史上24人目の完全試合 藤浪は2回無失点

【ヤンキース11-0アスレチックス】@オークランド・コロシアム

ヤンキースは今季14試合に先発して4勝5敗、防御率5.10だったドミンゴ・ヘルマンが安定感抜群のピッチングを披露。99球で9イニングを投げ抜き、最後までアスレチックス打線に1人の走者も許さず、メジャー史上24人目となる完全試合の快挙を達成した。快投のヘルマンは5勝目(5敗)をマーク。アスレチックス先発のJP・シアーズは古巣相手に5回途中5安打7失点(自責点5)と打ち込まれ、6敗目(1勝)を喫した。

ヤンキース先発のヘルマンが2012年8月15日のフェリックス・ヘルナンデス(マリナーズ)以来となる快挙を成し遂げた。元同僚のシアーズとの投げ合いのなか、打者1巡目をパーフェクトに封じると、4回表に味方打線がジャンカルロ・スタントンの7号ソロで1点を先制。5回表には3本のタイムリーで3点を追加してシアーズをノックアウトし、2番手の藤浪晋太郎にも2本のタイムリーを浴びせて一挙6得点のビッグイニングとなった。援護をもらったあともヘルマンの快投は続き、結局最後まで走者を1人も出すことなく、完全試合を達成。メジャー史上24人目、ヤンキースでは1999年7月18日のデービッド・コーン以来の快挙となった。

藤浪は4点ビハインドの5回表無死満塁のピンチでシアーズをリリーフ。スタントンとアイザイア・カイナー=ファレファにタイムリーを浴びて3点を失ったが、失点はすべてシアーズに記録された。6回表も続投し、アンソニー・ボルピーの二塁打と暴投で無死3塁のピンチとなったが、後続3人を抑えて無失点。結果的に2回30球を投げて被安打3、奪三振2、与四球0、失点0となり、シーズン通算の防御率は10.57から10.04へ向上している。

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