先発スマイリー炎上でカブスが3連敗 鈴木は出場機会なし

【フィリーズ8-5カブス】@リグレー・フィールド

カブスは先発のドリュー・スマイリーが2回表に2本ホームランで5点を失うと、4回表にも2失点で計7失点と捕まってしまい早々にノックアウト。打線も二桁安打と反撃を見せたものの及ばず、8対5でフィリーズに敗れ3連敗を喫してしまった。フィリーズ先発のアーロン・ノラが7勝目(5敗)をマークし、スマイリーには5敗目(7勝)が記録された。なお、3試合連続ノーヒットと調子を落としているカブスの鈴木誠也はスタメンを外れ、出場機会はなかった。

フィリーズは2回表にエドムンド・ソーサの5号2ランで先制すると、ニック・カステヤノスも10号3ランで続き一気に5点のリードを奪う。さらに4回表にもカステヤノスとブライス・ハーパーの連続タイムリーで2点を追加したフィリーズは、5回表にもこの試合チーム3本目となるジョシュ・ハリソンの2号ソロが飛び出し、8対2とリードを広げ主導権を譲らなかった。

一方で敗れたカブスも10安打2ホーマー5得点と打線は機能。特に今季初昇格となった2年目のジャレッド・ヤングがメジャー初ホームランをマークしたのは明るい材料だ。今季マイナーで打率.326、13本塁打、OPS1.031をマークするなど成長著しい27歳が与えられたチャンスできっちり結果を残してみせた。カブスは借金4ながら地区首位まで4.5ゲーム差とまだ背中は見える状況で、昇格してきた選手が起爆剤となれば、勝負の夏場に向けてチャンスはまだまだありそうだ。

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