ニース新監督は新進気鋭のイタリア人指揮官に! デ・ゼルビの薫陶受けた34歳

[写真:Getty Images]

ニースの新監督は新進気鋭のイタリア人指揮官となるようだ。

ニースは今シーズン、ルシアン・ファブレ、暫定指揮官のディディエ・ディガールと2人の指揮官の下でリーグ・アンを9位で終えていた。

ディガール氏の退任が既定路線となっていた中、クラブは今シーズン限りでユニオン・サン=ジロワーズの指揮官を退任したカレル・ゲレツ氏、前リーベル・プレート指揮官のマルセロ・ガジャルド氏らを後任候補としてリストアップしていた。

しかし、オーナーの『INEOS』は、魅力的なプレースタイル原則を備えた若い指導者の招へいを求めており、最終的にその要求に合致した34歳のイタリア人指揮官の招へいが決定的となった。

フランス『RMC Sport』など複数国内メディアによると、ニースは今年2月までトルコのアランヤスポルを率いていたフランチェスコ・ファリオーリ氏(34)と2年契約を結ぶ見込みだという。

大学でスポーツ科学を専攻していたファリオーリ氏は、 2009年からマルジネ・コペルタのGKコーチとして指導者キャリアをスタート。

カタールのアスパイア・アカデミーでの指導後、親交があったロベルト・デ・ゼルビ氏の誘いを受け、ベネヴェントとサッスオーロでGKコーチを歴任した。

その後は2020年8月からアランヤスポルのアシスタントマネージャー、2021年3月からは同じくトルコのファティ・カラギュムリュクで自身初のファーストチームの監督に就任。同年12月末には古巣アランヤスポルの監督を務めていた。

今夏にはセルティックやサレルニターナといったクラブからの関心も伝えられたが、新天地はフランス南部となる見込みだ。

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