セルヒオ・ラモス、サウジから好オファーも古巣セビージャ帰還望む! 実現は厳しいか

[写真:Getty Images]

元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(37)が古巣セビージャへの帰還を希望しているようだ。スペイン『アス』が報じている。

今シーズン限りでパリ・サンジェルマン(PSG)を退団するセルヒオ・ラモス。新天地に関しては以前から幾度となく噂されるメジャーリーグ・サッカー(MLS)に加え、直近ではサウジアラビアの2クラブから好条件のオファーが舞い込んでいるとの噂もある。

しかし、スペインの複数メディアが報じるところによれば、37歳DFの第一希望はサンチェス・ピスフアンへの帰還だという。

セビージャ生まれのセルヒオ・ラモスは、8歳でクラブのカンテラに加入。その後、2004年にファーストチームデビューを飾り、すぐさま右サイドバックの主力に定着。しかし、高額年俸での10年契約の要求を突っぱねられた腹いせのような形で、2005年に契約解除金を支払ったレアル・マドリーへ物議を醸す形で完全移籍した。

その後は徐々にクラブとの関係修復が図られた一方、セビジスタとの関係は一向に改善されず。サンチェス・ピスフアンでの試合時には自身だけでなく家族への誹謗中傷も確認されていた。

それでも、セルヒオ・ラモス自身はキャリアの最後を地元クラブで終えたいという気持ちは強く、現在もクラブサイドとは復帰に向けた交渉を行っている模様だ。

ただ、移籍実現に向けては大幅な減俸に加え、ウルトラスを中心にファン・サポーターとの関係改善が必須であり、多くの識者は同選手の帰還は極めて困難だと考えているようだ。

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