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2023年6月28日に公開された動画ではゲストに日本維新の会参院議員の柳ヶ瀬裕文氏をお招きし、維新の広報活動やこれまでのリーダー、次期衆院選の東京での目標について語っていただきました。
東京維新の会代表が狙う小選挙区はどこ？
【このトピックのポイント】
・維新のポスターやCMは有権者とのコミュニケーションツール
・橋下徹氏を一言で表すと「妥協なき原理主義者」
・次期衆院選で東京で狙うのは29区、5区、6区
柳ヶ瀬氏のプロフィールは以下の通りです。
2012年に「東京維新の会」を設立した柳ヶ瀬氏。2017年の都議選では都民ファーストの会が議席を席巻する中、維新で唯一の当選を果たしました。
都議を3期務めた後、2019年には参院選比例代表で出馬。2021年からは1期目ながら党の総務会長に就任し、活躍を続けています。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして柳ヶ瀬氏に回答していただきました。
維新の広報活動ってどうしてるの？
総務会長として維新の広報活動全般を担っている柳ヶ瀬氏。MC鈴木邦和がこれまでの広告デザインに対し「かっこいいですね」と褒めると「めちゃくちゃ嬉しい」と顔をほころばせました。
維新が広報活動に注力する背景について、柳ヶ瀬氏は「政党がこれまでコミュニケーションに力を入れてこなかったという反省点がある」とコメント。
政策の中身や、若い世代が活躍している政党であることなどをメッセージとして伝えるコミュニケーションツールとしてポスターなどを活用しているようです。
自身が企画したポスターの実物も持参。馬場代表もお気に入りの1枚とのことです。
また、柳ヶ瀬氏は維新のマインドにも言及。広報のような重要な活動を若い世代に一任する文化に「ありがたい」とコメントし、「多分これは自民党じゃできないし立憲でもできないこと」と続けました。
さらに、吉村洋文大阪府知事や横山英幸大阪市長の名前を挙げ、「若い人にどんどん任せていこうよという感じはある。あと実力主義っていうのはありますね、年功序列じゃなくて。そういうのは維新の文化としてあると思います」とコメントしました。
過去の維新のリーダーはどんな人だった？
2012年から日本維新の会で活動してきた柳ヶ瀬氏に、これまでの維新のリーダーについて伺いました。
まず、橋下徹氏について柳ヶ瀬氏は「妥協なき原理主義者」とコメント。政策を絶えず打ち出し続けるとともに、それに反する者は容赦なく切り捨てるような、党内外を問わず厳しい人物だったとのことです。
柳ヶ瀬氏「その役割を演じていたところもあったんじゃないかなと思いますね」
「松井っ子」「松井チルドレン」とも言われる柳ヶ瀬氏。松井一郎氏については「今の僕があるのは松井さんのおかげ」と感謝の気持ちを述べました。
維新の都議として孤独に活動していた時や、分党騒ぎの時など節目のタイミングで柳ヶ瀬氏は松井氏から激励の言葉を受けたとのこと。厳しい側面もありましたが、そういった人情味のあるところに柳ヶ瀬氏だけでなく、多くの維新メンバーが惹かれたようです。
馬場伸幸氏については「気遣いの人」と柳ヶ瀬氏。細かいところに目が行き届くタイプで、人をまとめるのに長けた人物と評価しました。
柳ヶ瀬氏「馬場さんみたいな調整型のリーダーって本当に必要だと思いますね」
吉村氏について、柳ヶ瀬氏は「本当にかっこいい」とコメント。憧れのリーダー像を体現することで強い求心力を発揮している点に言及しました。
その人気は大阪だけにとどまらず東京でも高まっているようで、柳ヶ瀬氏によるとこの3年ほどで東京での街頭演説の聴衆は倍ほどに増えたとのことです。
柳ヶ瀬氏「僕が握手しようとすると『あなたじゃない。私は吉村さんを見に来たの』って言われたり」
MC鈴木「ちょっと傷つきますね」
次期衆院選 東京の議席目標は？
次期衆院選での東京での目標議席について、柳ヶ瀬氏は「7から8」とのこと。内訳については「比例で4から5、小選挙区で2から3」とコメントしました。
柳ヶ瀬氏によると、小選挙区の第一候補は29区で、維新と政策の面で親和性が高い5区や6区も有力候補とのことです。
都内30選挙区すべてでの候補擁立は難しいところもあるものの、比例票を増やすには小選挙区の候補の存在は重要なポイントです。柳ヶ瀬氏は「全部立てるつもりで擁立作業をしています」とコメントしました。
柳ヶ瀬氏自身の立候補について問うと「東京維新の会の代表としてできるだけ多くの人が受かる環境を作るのが僕の役割」と否定しました。
候補者選考のポイントは「自立して選挙戦を戦えるかどうか」と柳ヶ瀬氏。東京で30人近い候補者を立てれば、党が候補者全員を細やかにフォローすることは難しくなります。そのため資金力やマンパワー含め、自力で選挙戦の準備ができるかどうかが問われるようです。
先日、立憲民主党を離党した松原仁氏の擁立についてMC鈴木が突っ込むと「ないと思います。今のところは」と明言を避けました。
動画本編はこちら！
次期衆院選で維新は東京のどこを狙う？柳ヶ瀬氏立候補の可能性は？
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