小学校での熱中症を想定した消防の訓練で児童8人が熱中症の症状訴える 宮城・岩沼市

宮城県岩沼市の小学校で行われていた熱中症を想定した消防の訓練中に、小学生8人が熱中症の症状を訴えこのうち1人が病院に搬送されました。

29日午前10時半ごろ、岩沼市の玉浦小学校の校庭であぶくま消防本部が熱中症の患者を搬送する訓練をしていたところ、参加していた男子児童1人が熱中症の症状を訴え病院に搬送されました。

訓練は中止され、その後更に7人の児童が頭痛やだるさを訴え保健室で経過を観察しました。搬送された児童を含め8人は軽症です。

訓練は17人の児童が熱中症で倒れた想定で行われていて、開始から10分後に倒れる演技をしていた男子児童1人が体調不良を訴えたということです。

高橋直希記者「男子児童は訓練の搬送者役として、地面に寝そべっていたということです。この時間、地面を触ってみますとやけどしそうなくらい熱いです」

学校では熱中症を防ぐため、校庭に飲み物を持って行くなどの対策を取っていたということです。

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