福井県、週末は警報級大雨の恐れ…予想降水量は 6月29日気象台発表

 福井地方気象台によると、福井県は大気の状態が不安定なため6月29日夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要としている。30日にかけては雷を伴い1時間に30ミリ以上の激しい雨の降るところがあるとみられる。また7月1日にかけて、さらに総雨量が多くなり、警報級の大雨となる見込みだ。

 北陸地方は暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となっている。30日は前線を伴った低気圧が日本海を東北東へ進み、7月1日にかけて、前線が本州付近を南下するとみられる。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となる見込み。

 同気象台は「7月1日にかけて大気の状態が不安定になるため土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、29日夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください」と呼びかけている。

福井県内の予想降水量

6月29日に予想される1時間降水量

 嶺北 30ミリ

 嶺南 30ミリ

6月30日に予想される1時間降水量

 嶺北 40ミリ

 嶺南 30ミリ

6月29日18時~30日18時の24時間予想降水量

 嶺北 130ミリ

 嶺南 100ミリ

6月30日18時~7月1日18時の24時間予想降水量

 嶺北 100~150ミリ

 嶺南 100~150ミリ

※いずれも多い所の予想量

6月29日の交通情報

⇒特急サンダーバード、しらさぎ夕方以降は運休、最終列車は

⇒北陸線の一部区間は18時ごろから終日運休

⇒敦賀市で土砂崩れ…国道8号で渋滞発生

⇒北陸自動車道の通行止め解除

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