ダニエル太郎ら日本人男女5名がシングルス本戦への切符をかけて予選決勝に挑む[ウィンブルドン]

本戦入りをかけてダニエル太郎ら日本男女5名が登場

「ウィンブルドン」予選最終日となる6月29日、男女シングルス予選決勝のスケジュールが発表され、日本人男女5名が登場。男子ではダニエル太郎(エイブル/世界ランク105位)や綿貫陽介(フリー/同115位)、島袋将(有沢製作所/同162位)、望月慎太郎(IMG Academy/同209位)が、女子では日比野菜緒(ブラス/女子世界ランク125位)が本戦出場をかけて戦う。

本会場から車で約10分のローハンプトンにあるテニスセンターで開催されるシングルス予選。3試合を勝ち抜けば本戦の出場権を手にすることができる。

予選決勝のみ5セットマッチで行われる男子では、まだ1セットも落とさずに勝ち進んでいる第4シードのダニエルが、同大会初めての本戦入りを狙うキマー・コペヤンス(ベルギー/同187位)と対戦。ここまで3度のタイブレークを制すなど接戦をものにして、いずれもストレートで勝利した第8シードの綿貫は、同大会初の本戦入りに向けて、2018年大会で3回戦進出を果たしているデニス・ノバク(オーストリア/同159位)と対戦する。

今季チャレンジャー大会で2度の優勝を挙げている島袋は、今大会前に行われた芝コートのチャレンジャー大会で2週連続ベスト8入りし、今大会でもグランドスラム初挑戦にして予選決勝へ。2015年大会で4回戦に進んでいる芝巧者のデニス・クドラ(アメリカ/同179位)と対戦する。2019年に同大会ジュニアの部を制している20歳の望月は、初めてのグランドスラム予選決勝に駒を進め、第16シードのゾンボル・ピロシュ(ハンガリー/同112位)と互いに初のグランドスラム本戦をかけて戦う。

また、女子では予選1回戦、2回戦といずれもストレートで勝利している第22シードの日比野が登場。2年ぶり4度目の本戦への切符をかけて、ダブルス世界6位のストーム・ハンター(オーストラリア/同162位)と対戦する。

<6月29日の日本人男女シングルス予選決勝の試合予定>(日本時間19時30分に全コート第1試合開始)

【コート3】

第1試合:望月慎太郎 vs. Z.ピロシュ(ハンガリー/同112位)[16]

【コート7】

第1試合:島袋将 vs. D.クドラ(アメリカ/同179位)

第2試合(日本時間21時30分以降開始):日比野菜緒[22] vs. S.ハンター(オーストラリア/同162位)

【コート9】

第1試合:綿貫陽介[8] vs. D.ノバク(オーストリア/同159位)

【コート10】

第1試合:ダニエル太郎[4] vs. K.コペヤンス(ベルギー/同187位)

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