アメリカの爆撃機により市街地が炎に包まれた岡山空襲から７８年を迎えた６月２９日、先の大戦の犠牲者の冥福を祈ろうと、岡山市で戦没者追悼式が営まれました。
追悼式には戦没者の遺族らおよそ５００人が参列。全員で黙とうをささげました。
式では大森雅夫市長をはじめ、遺族や中・高校生の代表が哀悼の言葉を述べました。
岡山空襲は１９４５年６月２９日未明、１３８機のアメリカの爆撃機Ｂ２９が焼夷弾を投下し、岡山市街地のおよそ６割が焼け野原になり、１７００人を超える人が亡くなりました。
参列者は１人ずつ祭壇に花を供え、平和への誓いを新たにしていました。
岡山市では空襲を受けた６月２９日を「岡山市平和の日」と定め、毎年この日に戦没者追悼式を行っています。
