アジア大会開閉会式は8万人収容 9月開幕、中国・杭州の会場公開

ハスの花をモチーフにした外観が特徴の杭州アジア大会のメインスタジアム=29日、杭州(共同)

 【杭州共同】9~10月に中国の杭州で開催される夏季アジア大会の組織委員会は29日、競技会場の一部を国内外のメディアに公開した。開閉会式と陸上を実施する8万人収容のメインスタジアムは「大蓮花」の愛称で、ハスの花をモチーフにした外観が特徴。複数の競技施設が集まったスポーツ公園を高層ビルが取り囲み、都会的な雰囲気の大会となりそうだ。

 杭州は世界遺産、西湖のハスの花が有名で、隣接のテニス会場は開閉式屋根を備えたセンターコートのデザインから「小蓮花」とも呼ばれる。

 競泳や飛び込みの会場はパラ競泳の大会を開催中で、組織委担当者は「会場内は余裕を持ってスペースを取ってある」と説明した。

杭州アジア大会でテニスのセンターコートが設置される建物。開閉式屋根になっている=29日、杭州(共同)

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