鳥羽シェフ「3000円鮭定食」古民家レストランの予約ガラガラ…悪手連発で厳しい今後

(写真右:鳥羽周作インスタグラムより)

広末涼子(42)とのW不倫が連日メディアを騒がせているミシュラン1つ星レストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏(45)。

6月14日にTwitterで不倫を認める謝罪文を公表したが、以降は沈黙を守ってきた。一方で、その間には“降板・契約解除ドミノ”が続くなど、仕事面で大きな打撃を受ける事態に。

そんななか、6月28日配信の「文春オンライン」で現在の心境を激白しており、波紋を呼んでいる。

鳥羽氏は記事内で、レストランを運営する「sio株式会社」の社長を退任する意向を示しており、騒動による会社の損失について「3億くらいになるんじゃないかな」「決まっていたクライアントさんが40社くらいありますが、9割はもう無くなりました」と告白。また、有料版の記事では、広末との出会いや現在の彼女に対する気持ちを語っているという。

だが、鳥羽氏のインタビューに、ネット上では《発覚当初は強気に出てたのに》《「表向きに代表を降りればいいよね」という対応に見えます》など依然として厳しい声が並んでいる。

鳥羽氏といえば、不倫騒動をめぐって“初動の悪さ”も指摘されてきた。

「文春にスキャンダルが報じられた当初、鳥羽さんは記者の直撃に『正式に発表できることがあれば、連絡するんで、ちゃんと撮ってもらったら嬉しいですけどね』などと軽い口調で答えていました。さらに批判的なコメントが寄せられるのを防ごうと思ったのか、SNSやYouTubeチャンネルのコメント欄を一時的に閉鎖。一方で、不倫報道に関するTwitterユーザーの投稿に“いいね”をしていました」(芸能関係者)

加えて広末の夫のキャンドル・ジュン氏(49)が18日に開いた記者会見では、“不誠実対応”も暴露されることに。2度にわたって「sio」に電話をしたキャンドル氏だが、鳥羽氏から折り返しの電話はなくメールで謝罪されたことを明かしていた。

■オープン間近も予約は埋まらず、ランチメニューに辛辣批判

こうした鳥羽氏の対応はますます批判を招き、進行中のプロジェクトにまで余波が及んでいるのだ。

鳥羽氏のインタビューが公開される前日の27日。長野県小谷村では鳥羽氏が携わる古民家レストラン「NAGANO」のレセプションが開かれたが、ここでも“ハプニング”が注目を集めた。

「メニューを監修しプロジェクトの中心人物でもあった鳥羽さんは、レセプションを欠席したのです。開店日は7月1日ですが、当日も鳥羽さんは来ないと報じられています。築140年以上の古民家を村が取得し、1億2000万円をかけてレストランに改装されました。また、レストランの指定管理者は鳥羽さん個人ではなく、sio株式会社となっています。とはいえ、村の担当者が地域活性化のため鳥羽さんに声をかけたことを機にプロジェストが始動し、鳥羽さんもメディアのインタビューで『本当に家族になっていきたいです』と熱く語っていました」(飲食関係者)

大切なレセプションを欠席する一方で、文春には饒舌に自らのピンチを語った鳥羽氏。そんな矛盾した行動は、開店直前の古民家レストランにも悪影響を及ぼすことに……。

開店まで残すところあと2日と迫り、予約状況を予約サイト「TableCheck」で確認すると初日のランチタイムはほぼ埋まっている。ところが、17時~19時半までのディナー枠はまだ予約可能となっており、翌2日はランチタイムも空きがあった(29日18時現在)。その先は予約がほぼどの時間帯でも予約が埋まっておらず、今後埋まる可能性もあるが、現時点では“ガラガラ”状態だ。

「ランチメニューには3000円の鮭定食がありますが、ネット上では《庶民がランチで食べる金額ではないな》《長野で鮭を出すっていうセンスが甚だ疑問》など辛辣な声が上がっています。鮭定食は昨年から『sio』と別店舗『Hotel’s』で朝食メニューとして2500円で提供されてきたので、新店舗での提供も不自然なことではありません。

ただ、オープン直前にして予約が埋まらなかったり、メニューにまで批判が及んだりするのは、鳥羽さんの対応の悪さが少なからず影響しているのでしょう。現場では鳥羽さんが不在のなか、スタッフたちが開店準備やマスコミ対応などしているそうです。本来、矢面に立つべきである鳥羽さんが逃げ回っていては、ますます印象が悪くなるばかりでしょう」(前出・飲食関係者)

数々の悪手が招いた状況を、鳥羽氏はどのように受け止めているだろうか。

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