茨城県内は29日、高気圧に覆われ気温が上昇した。水戸地方気象台によると、土浦市で33.0度、龍ケ崎市で32.5度、笠間市と下妻市で32.4度など、全14観測地点のうち12地点で30度以上の真夏日となった。
県のまとめによると、県内では同日午後9時現在、熱中症とみられる症状で10~90代の男女13人が救急搬送された。
晴天が広がった水戸市南町では同日午後、日傘を差したり、スーツの上着を脱いで手に持って歩いたりするなど、それぞれ暑さをしのぐ姿が見られた。
同市、会社員、若井英里さん(30)は「外に出たら暑さでクラクラした。暑過ぎてアイスや冷たい飲み物をたくさん飲んでいる」と話した。