コロナ第8波、自宅死1309人 70代以上で85%超

 厚生労働省は29日、新型コロナウイルス流行「第8波」の昨年11月~今年1月末に自宅で死亡した患者が全国で少なくとも1309人いたと発表した。70代以上で85.6%を占めた。昨年7~8月の第7波での自宅死者は776人だった。

 男性の方が多く743人で、女性は566人。基礎疾患があった人は77.5%だった。死亡直前の診断時に軽症・無症状だった人が38.3%、中等症が13.4%、重症が13.8%だった。

 ワクチン接種歴で見ると、不明が42.4%で最多。未接種が16.2%だった。3回が7.9%、4回が18.8%、5回が8.7%だった。

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