元トッテナムDF、ポステコグルー監督迎えた古巣に旗手怜央の獲得を期待?「個人的にだが…」

[写真:Getty Images]

現役時代にトッテナムなどでプレーした元スコットランド代表DFのアラン・ハットン氏は、セルティックの日本代表MF旗手怜央(25)に大きく注目しているようだ。

セルティックのリーグ戦2連覇に大きく貢献した旗手。以前から今夏のステップアップが噂されており、トッテナムや日本代表MF三笘薫の所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンなどが挙がるなか、サウジアラビアのアル・イテハド移籍については代理人が完全否定している。

トッテナムと旗手の紐付けについては、今シーズンまで2年間セルティックを率いたアンジェ・ポステコグルー監督が2023-24シーズンから指揮することとなり、日本代表FW古橋亨梧(28)や旗手ら教え子を連れて行くのではとの見方があるものの、実際には獲得候補には挙がっていない。

それでも、イギリス『フットボール・インサイダー』でコラムニストを務めるハットン氏は「旗手の今後に興味がある」とし、旗手のような実力者であれば、古巣トッテナムでポステコグルー監督を支えることができるのではないかと語っている。

「ハタテはセルティックに到着して以来、素晴らしい成績を収めていて、クラブに新鮮な風を吹き込むことに成功した」

「自らの監督が別のクラブに移籍してしまうと、必ずこうした噂が広がってしまうものだ。おそらく選手の耳にも入るだろう。私の個人的な認識ではあるが、ハタテはまだ若く、監督を追って自分もトッテナムへ行くチャンスがあると確信しているのではないかと思っているよ」

今シーズンの公式戦45試合で9ゴール11アシストを記録し、リーグMVPとの呼び声も高かった旗手。もしトッテナム移籍が実現すれば満を持しての大きなステップアップとなるが、果たして。

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