11日に京都市で行われたプロボクシングの興行で統括団体の日本ボクシングコミッション(JBC)が対戦する2選手に異なる重さのグローブを渡すなど管理に問題があった疑いがあることが29日、関係者の話で分かった。JBC内で調査している。
両者はそれぞれ8オンス(約227グラム)、10オンス(約283グラム)のグローブを使用したとみられ、より厚みがあり不利な10オンスの選手が勝ったという。
また、前日計量で契約体重の3%以上超過した選手に、認められていない再計量の機会が与えられていた。
30日の実行委員会ではJBC全体の管理責任が問われる見込み。