明日海りお、男役として歌わずとも「かっこよくなっちゃう」

元宝塚歌劇団花組トップスターで、最近ではミュージカルをはじめ、連続テレビ小説『おちょやん』(NHK)などにも出演する明日海りお。芸歴20周年を迎える今年、大阪と東京で記念コンサート『ヴォイス・イン・ブルー』を開催することとなった。

『20th Anniversary Rio Asumi sings dramas「ヴォイス・イン・ブルー」』を開催する明日海りお

「歌が好き」で、特にその役として心情を歌うことが好きだという明日海。副題の「Rio Asumi Sings Drumas」に込めた思いとして、「今回披露する楽曲は、ミュージカルもあるし、ダンスでかっこよく魅せるパートもある。そしてゲストの方とデュエットしたり、宝塚歌劇団卒業後に演じた役で歌ったもの・・・懐かしの宝塚時代ナンバーもあったりと多様なラインアップになっています。役として生きて歌うというのが目標です」と意気込む。

また、今回は男役としての歌唱はないというが、「それでもかっこよくなっちゃう場面もあるかな(笑)。私のいろんな面を見ていただけたら」とも。

『20th Anniversary Rio Asumi sings dramas「ヴォイス・イン・ブルー」』を開催する明日海りお

「20年間、健康でずっと続けて来られたことは本当に幸せなこと」と振りかえり、「久しぶりに梅田芸術劇場でコンサートができる」と顔をほころばせる。最後は「関西のゆかりのある劇場で20周年のコンサートをさせていただくことが嬉しいです。関西圏にお住まいの方はぜひお越しください」といざなった。

『20th Anniversary Rio Asumi sings dramas「ヴォイス・イン・ブルー」』は9月22〜24日に「梅田芸術劇場 メインホール」(大阪市北区)で開催。日替わりゲストには山崎育三郎、古川雄大、そして明日海の同期生で宝塚歌劇団専科で活躍する凪七瑠海が登場。チケットはS席1万2000円ほか、8月12日より発売開始。

取材・文/岩本

『20th Anniversary Rio Asumi sings dramas「ヴォイス・イン・ブルー」』

会場:梅田芸術劇場 メインホール(大阪府大阪市北区茶屋町19-1)
期間:2023年9月22日(金)~24日(日)
料金:S席1万2000円、A席7500円

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