ユベントスは29日、クラウディオ・キエッリーニ氏(38)がユベントスNext Gen(ユベントスBチーム)の責任者に就任したことを発表した。
偉大なるカピターノ・元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ(現・ロサンゼルスFC)の双子の兄弟であるクラウディオ氏は、2014年から2021年までユベントスに在籍。
その後、2021年にクラブを離れるとセリエB(イタリア2部)のピサでスポーツ・ディレクター(SD)を務めていたが、今季限りで退任することが発表されていた。
クラブは29日に、クラウディオ氏の就任について以下のような声明を発表している。
「キエッリーニは7月1日付でNext Genの責任者に就任する。セリエBのピサでスポーツ・ディレクターを2シーズン務めたキエッリーニが、2014年から2021年6月まで務めたビアンコネーリでの仕事を再開することになる」
「彼がピサに在籍した2シーズン、クラブは2部リーグで3位に入ったが、昇格の夢は最後の一歩、モンツァとのプレーオフ決勝で延長戦の末に絶たれた」
「そして今、彼はユベントスに戻り、クラブにとって重要な資産である "Next Gen"の指揮を執ることになった。"Next Gen"とは、彼がその誕生に立ち会い、最初の3シーズン、チーム・コーディネーターを務めたプロジェクトである」
「ユベントスでのキャリアをスタートさせた当初は、レンタル移籍でクラブを離れている選手とのコミュニケーション・調整を一任されていたほか、ユベントスNextGen)でもチーフ・マネージャーを歴任。そのため、ユベントス界を知り尽くしたクラウディオは、この新しい役職に就任する準備を始めている」
「おかえり、クラウディオ!」
なお、今季までNextGenの責任者を務めていたジョバンニ・マンナ氏は、ファーストチームのスポーツ・ディレクター(SD)に暫定昇格している。